iPhoneの高速充電に必要な環境とは!(高速充電ってなに?)

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こんにちは。皆さんは高速充電について正しく知っていますか。恐らくほとんどの人が良く分かっていないと思います。私もそうでした。最近ではメーカ独自の充電方式が増えたせいで余計ややこしくなっています。(PowerIQとかクイックチャージとか)
そこで、iPhoneの高速充電とはなんなのか、なにをすると高速充電ができるのかをまとめました!

iPhoneの高速充電ってなんですか?

電池の残量が0%の状態から50%まで30分で充電されるという仕様です。電力的には最大で18Wの速度で充電されます。この仕様はiPhone8以降の機種に適用されるものです。もちろんですが、高速充電にiPhoneが対応していても電源アダプタとケーブルが対応していないと正しく高速充電されないんです!
よって、この仕様はiPhone7以前の機種は適用されず、高速充電の環境を整えたとしても12Wまでしか速度がでないので自分の機種が対応しているか確認が必要です。

高速充電に必要な条件ってなんですか?

Appleのホームページによると以下の通りです

  1. Apple USB-C – Lightningケーブルであること
  2. Apple18W、29W、30W、61Wまたは87WのUSB-C電源アダプタであること
  3. USBPower Delivery(USB-PD)に対応するUSB-C電源アダプタにすること

Appleの純正品であるケーブルと電源アダプタを選べば間違いなく高速充電ができますが、高いです!!
そして高いからと言って壊れない保証もなく使いやすいというのものでもありません。なので、純正品ではなくても十分な品質基準を満たし、安く、自分が使いやすいと思うものを選びたいと私は思います!
以下に純正品以外の製品を選ぶ際のポイントをまとめました!

USBtype-Cであること

USBtype-Cとは簡単に言うとUSB端子の新規格のことで楕円形のため裏表を意識せず機器に接続することができるものです。最近ではゲーム機とかノートパソコンなどの充電端子にも適用されているすごいものです。
このtype-C端子に対応するライトニングケーブルとACアダプタを選ぶ必要があります。よって今まで主流であったtype-A(断面図が長方形)のケーブルとアダプタでは高速充電できないことになります。

USB PowerDelivery(PD)対応であること

USB PD(パワーデリバリー)とはUSBの新しい充電方式で最大100W(5A/20V)で充電することができるものです。
iPhoneではこの仕様で最大18Wで給電するため、ACアダプタを選定する際は最低でも18W以上のものにする必要があります。type-Cの電源アダプタはだいたいPDに対応しているものが多く18W以上に設計されていますが、PDに対応してないものもあるため注意が必要です。USB PD≠type-Cではないのです。

ケーブルはMFi認証済みの製品を選ぶこと!

MFiとは、電子アクセサリーに対するAppleの認証プログラムのこと。「Made For iPhone/iPad/iPod」の略。MFiのロゴがついているケーブルはappleの性能基準を満たしているという証拠になります。ネット上では明らかに安い商品がでまわっていますが、それらのほとんどがMFi認証済みではない(appleの基準を満たしていない)ものがほとんどです。そういった製品ではもちろん高速充電はできません。ですので、ケーブルを選定する際は必ずMFiロゴがあるものを選びましょう。また、MFi認証されているかの確認はこちらから検索することができます。https://mfi.apple.com/MFiWeb/getAPS.action

おすすめのアダプタ

Anker PowerPort III Nanoです。
30gで小型なのが特徴です。純正品が約3000円税込なのに対しこちらは2000円税込です。

おすすめのケーブル

Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブルです。
もちろんmfi認証済みです。純正品が約2000円税込なのに対しこちらは1600円税込です。

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